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ブロック塀

規模の大小はありますが、地震がおこるとブロック塀の倒壊事故が報道されます。
では「ブロック塀」は危険なものなのでしょうか?
プライバシー保護や防犯・防火に大きな効果のあるブロック塀なので一度見直してみましょう。

ブロック塀はとってもスリム

ブロック塀はさまざま建築物の中でも特にスリムな建造物です。日本一高いとされる建造物「横浜ランドマークタワー」と比較してみましょう。
横浜ランドマークタワーの高さは296.3mです。タワーの1階接地部分は一辺が約80mの正方形をしています。
一方ブロック塀に使われる一般的なコンクリートブロックは縦19cm×横39cm×厚さ10cmの大きさです。
高さ1.8mのブロック塀を作るにはこのコンクリートブロックを9個積み上げます。この場合でも接地面はコンクリートブロック1個分(39cm×10cm)しかありません。
つまりブロック塀の縦横比率は 180:10(cm)となります。
横浜ランドマークタワーをこのブロック塀の高さ(180cm)まで縮小してみましょう。
296.3:80(m)=180:48.6(cm)になります。

上図のようにブロック塀がいかにスリムなのかがわかると思います。

ブロック塀は危険なの?

コンクリートブロックは一般的なもので1つの重量が10KG程あります。
高さ1.8m長さ10mのブロック塀となると使用されるコンクリートブロックは225個ですので総重量が2250kg(実際には目地材等でさらに重くなります)となります。
こんなものが倒れ掛かってきたら大変です。
前記の通りブロック塀はただ積み上げただけの場合は非常に危険であると言わざるをえません。
特に10年~20年ほど前に建てられたブロック塀はその時代の施工方法に問題がある場合が多く、強度不足で倒壊したり傾いたりするケースが目立ちます。
しかし、適切な工法・適切な補強を行っているブロック塀は大きな地震でも簡単に崩れるようなことはありません。

弊社では「ブロック塀診断士」の資格を取得しておりますので、ご自宅のブロック塀に不安をお持ちの方は是非ご相談ください。

お気軽にお問い合わせ下さい。 TEL 0120-84-7775 営業時間8:00~17:00

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