昔の一戸建てには「縁側」という空間がありました。そこは人々は四季の自然にふれる場であり、家族やご近所の方とお茶を飲みながら話をしたり、 コミュニケーションをつくる場でもありました。
現代の住宅は気密性や断熱性が向上しました。快適に過ごせるようになった反面、密閉された空間はカビ・ダニの繁殖しやすくアトピーやアレルギーを 引き起こす原因となります。
また新建材が原因となるホルムアルデヒドの被害や個室化により家族の団欒が失われる原因となっています。

「家族病」と呼ばれるこのような症状はいわゆる自然欠乏症でもあります。
ものの豊かさを追い求める時代は終息に向かっています。これからは「心」を豊かにしてくれる自然との触合いや人のとのコミュニケーションが求められています。
住まいのなかに自然と心の触合いを促した「縁側」。ガーデンルームはそれを再現する現代の縁側空間なのです。